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犬の年齢について、パピーとは?何歳からシニア?

犬は、人間より寿命が短い動物なので、生まれてからの年数によるライフステージは、人間とは違います。
また、サイズによっても多少の差があることも知られています。
さらに、ライフステージによって、必要な栄養素やカロリーは違うため、生涯健康に過ごすためには、ライフステージに合わせた食事や生活が必要になります。
犬のライフステージを理解して、犬に合った生活環境を整えてあげましょう。

 

パピー(子犬・人間でいう17歳程度)
基本的には1歳前後までを指します。
ただし、サイズが小さい犬の方がより早く成犬になり、大型犬ほどゆっくり成長していきます。
サイズで詳しく見てみると、生まれて1歳の時、小型犬は人間の17歳程度、中型犬で16歳程度、大型犬では12歳程度で、大型犬は生まれて1歳半でようやく人間の16歳程度に成長します。
急激な成長が見られ、体力が付きはじめ、犬の一生の中で一番元気な時期でもあります。
人間でいう中高生くらいにあたるため、犬を飼育するのにあたって、一番かわいく、大変な時期でもあります。
このころに、基本的なしつけはしっかりしておきましょう。
何より身体が作られていく時期なので、高カロリーで、タンパク質やカルシウムなどの必要な栄養素は含まれているフードを与え、十分に運動させることが大切です。

 

成犬(人間でいう17〜40歳程度)
生まれて1歳前後から6歳前後を指し、犬の一生の中では一番長い期間です。
犬の成長の中では代謝のいい時期ですが、最近は肥満傾向の犬が増えているので、適切なカロリー摂取と、運動をこころがけたい時期です。

 

シニア(人間でいう40歳以降)
生まれてから6歳前後以降を指します。
最初はサイズの小さいほうが成長スピードは早いのですが、5歳前後で逆転します。
小型犬は、生まれてから6歳で人間の40歳程度になり、生まれて11歳で人間の60歳になります。
中型犬は、生まれて5歳半で人間の40歳程度、9歳半で人間の60歳になります。
大型犬では、生まれて5歳で人間の40歳程度、8歳で人間の60歳を超えます。
この時期になると、毛並みや肌の乾燥、べたつきなどの外見上の変化だけではなく、歯周病による口臭の変化、耳が遠くなる、目が見えにくくなる、など、身体的な変化が大きく表れてきます。
また、代謝も落ち、運動も徐々に減少していくので、カロリーを抑えたフードの選択なども必要になってきます。

 

人間と同じように、年齢とともに犬の体も変化します。
いつまでも健康に過ごせるように、生まれてからの年齢ではなく、それぞれのライフステージに合わせて生活を変えていきましょう。