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正しいおやつの量と与える回数、種類と注意点

犬はおやつが大好きです。
またしつけのご褒美などで与えるおやつは、飼い主とのコミュニケーションにもなります。
しかし、そんなおやつも、与え過ぎると肥満や病気、普段のドッグフードを食べないなどのデメリットがあります。
おやつを与える量や回数などを正しく理解して、犬も飼い主も楽しいおやつにしましょう。

 

おやつの量

犬におやつを与える時には、1日のカロリーを考えて与えることが大切です。
1日のカロリーをおやつでオーバーしてしまっては、どんなにいいドッグフードを与えていても肥満の原因になってしまいます。
おやつで与えたカロリー分、ドッグフードを少なくするなど、1日のカロリーを変えないように調整しましょう。
また、あくまで、おやつはしつけのご褒美などのためのもので、嗜好品になります。
必要な栄養やカロリーは食事で摂ることが基本ですから、おやつでお腹がいっぱいで食事が食べられなくなる、ということがないように気を付けましょう。

 

おやつを与える回数

犬は、たくさんの量のおやつをもらうことより、おやつをもらう回数が多いことを喜びます。
ですから、おやつは少量ずつに分けて、回数を多くするとよいでしょう。
少量に分けることで、カロリーも少なくなり、犬も喜びます。
このくらいでいいの?と思うくらい少ない量を、何度も与えてあげましょう。

 

おやつの種類と注意点

おやつにはたくさんの種類がありますが、あくまで嗜好品なので、主食に影響を与えない範囲で、それぞれの犬に合ったものを与えることが大切です。
おやつ用として売られているものでは、小粒のものや、ちぎって与えられるものを選ぶようにしましょう。
ただし、乾燥したおやつは、胃の中で膨らみ、しばらくお腹がいっぱいの状態が続くので、食事の時間になってもいつものように食べられないことも起こり得ます。
与えながら、状態をよく見て、食生活が乱れないように注意してあげて下さい。
また、ライフステージによって、おやつを変えることも大切です。
子犬の場合は、成長のためにより質の良い栄養を摂ることが大切です。
主食のドッグフードでしっかり栄養を摂ることを最優先させ、おやつは、早くても9カ月を過ぎてからにしましょう。
また、初めておやつを与える時は、ボーロなどの消化しやすいものを選び、与えながらアレルギーの有無も確認し、その犬に合ったおやつを選んであげる必要があります。
シニア犬の場合は、身体への負担を考え、柔らかく消化の良いものがおすすめです。
また、健康維持のために、乳酸菌やグルコサミン、コンドロイチンなどが入ったおやつを与えるとよいでしょう。